・ジムで筋トレしてるんだけど、気づくとメチャクチャ時間かかってる。。。
・平日は仕事だし休日は家族サービスで忙しいから、なるべく短時間で済ませたい。
・やっぱデカくなるには毎回3時間くらいやらないといけないの?
筋トレを始めてみたものの、慣れてないのもあり時間がすごくかかってしまう…
そんなトレーニングの時間の使い方について、悩んだことありませんか?
僕もついついジムに長居してしまい、帰るのが遅くなって家族から批判を食らった経験があります…(笑)
確かに色々試し、多くの種目を丁寧にやりこむことで成長するのは間違いありません
でも実はなるべく時間をかけずに、時短でトレーニングする方法もあります!
僕は平均トレーニング時間は1時間くらい、ジムへの往復を含めても1時間半くらいで終わらせるよう心がけています。
そのくらいなら忙しいパパサラリーマンでも、なんとか時間をとれそうですよね?
あまり追い込んでないんじゃないの?
僕は2人の娘を持つ会社員(いちおう従業員数5,000人以上の上場企業)ですが、忙しい時間の合間に筋トレを続けました。
その結果、フィジーク大会で入賞するまでの体になることが出来ました。
見た目も勿論ですが、BIG3の最大重量も上がりました。
・ベンチプレス:50kg → 120kg
・デッドリフト:80kg → 190kg
・スクワット:80kg → 170kg
毎日継続するために1日あたりの筋トレ時間をなるべく減らす事を心がけてたので、ここまで出来たと思っています。
今回は、筋トレを時短で終わらせるために僕が意識している5つのポイントをご紹介します!
3年間筋トレを継続した中で出来るだけで効率的に毎日トレーニングできるよう工夫してきた事ですので、時間の使い方に悩んでいる方の参考になるかと思います(^^)
目次
時短トレーニングで心がけている5つのポイント
ポイントは以下の5つになります。
- 筋トレ前の入念なストレッチ不要
- 最初の種目以外はウォームアップセット不要
- 2種目目以降は3セットでOK
- オルタネイト種目は1種目まで
- ジム仲間との会話はほどほどに
それぞれ解説していこうと思います。
なおこれらのポイントに基づいた具体的なトレーニングメニューについては、各部位別に別の記事でお伝えしようと思いますので少々お待ちください(^^)
筋トレ前の入念なストレッチ不要
やっぱりトレーニング前にはしっかり準備運動しないとな!ストレッチして…
実は、筋トレの前の入念なストレッチは不要です。
ストレッチには2種類あります。
・静的ストレッチ:静止した状態からゆっくり伸ばして止めるように行う。
→前屈や上体反らし、腕を反対側にグーっともってくるやつ 等
・動的ストレッチ:反動などを使って特定の部位を動かす。
→肩をぐるぐる回す、ラジオ体操のような動き 等
特に「静的ストレッチ」はやりすぎると、筋肉がほぐれすぎて弾性を失いパワーが落ちるという研究結果があります。
またリラックス作用もあるため、これから体を覚醒させて筋トレをしよう!という時には不向きなストレッチなんです。
静的ストレッチめっちゃやってた…なら動的ストレッチを沢山やるべき?
「動的ストレッチ」もせいぜい1〜2kgのダンベルを持って、肩をほぐす(30秒くらい)で良いかと思います。
言ってしまえば1種目目に行うウォームアップセットである程度まかなえるので、わざわざ入念にやる必要はありません。
ストレッチはさくっと終わらして、1種目目に入りましょう
ですがもちろん全くしない方が良いというわけではありません。
僕はストレッチポールを使って背中と脚の筋肉を少し刺激するようにしてますが、これはある種のルーティンみたいなもんです。
「これをやると気合が入るんだ!」みたいな気持ちでやるのはアリだと思います。
また「ケガしやすい部位がある」という方は、少しその部位は長めにストレッチをするのも良いと思います。
パワーが落ちるより、怪我でトレーニングできなくなる方が筋肥大には不利ですからね
いずれにしろストレッチするなら目的を持って、やるべきところをやったらさっさと1種目目に入るようにして時短しましょう!
最初の種目以外はウォームアップセット不要
ウォームアップセットとは、その種目のメインセットの重量でやる前の準備運動セットのことです。
ベンチプレスで言えば「60kgで5レップ×5セット」をメインセットと決めていたら、その前にやる40kgくらいで行うセットのことですね。
よく2種目目以降でも毎回毎回5kgくらいからウォームアップセットをやり、トータル10セットくらいやってる人がいます。
僕はあまり意味がないと思っています。
ウォームアップセットをやる理由は2つです。
- 怪我をしないよう体をほぐす
- その種目で鍛えたい対象の筋肉に刺激がいくように意識する
1つ目の「怪我をしないようにする」のは上のストレッチの考え方から、1種目目で十分終えているので不要です。
2つ目の「対象の筋肉への刺激を意識する」するのは重要なのでやるべきですが、軽い重さで3レップほどやれば十分です。
初心者の方はなかなか慣れないかもしれませんが、素早く対象の筋肉への刺激を意識できるようになるまでトレーニングを練習してみましょう!
そうなると、2種目目以降にかける時間が大幅に短縮できるようになりますよ!
2種目目以降は3セットでOK
まず1種目目にコンパウンド種目(ベンチプレスやスクワット)をもってきて、対象の筋肉以外もフル稼働して重いものを3〜5レップくらいでやるのが筋トレの基本です。
多関節運動(別名:複合関節種目)とは、複数の筋肉と関節を同時に動かす運動動作のことで、この動きのトレーニング種目をコンパウンド種目と言います。
日本パワーリフティング協会
単一の筋肉と関節だけを使う単関節運動(アイソレーション種目)と比べると、より強い力を発揮できるのが特徴です。
筋力トレーニングにおいては、まずはコンパウンド種目から実施し、最後にアイソレーション種目で個別の筋肉を仕上げていくというのが一般的です。
そして2種目目以降にアイソレーション種目(ダンベルカールやレッグカール)をやって、細かく追い込むようにします。
単関節運動とは、単一の筋肉と関節だけを動作させる運動のことで、この動作運動のトレーニング種目をアイソレーション種目と言います。
日本パワーリフティング協会
これは高重量を持てない種目がほとんどですので、少し重量軽めで高レップでやることが多いです。
それを5〜6セットやるのは、正直時間の無駄だと考えています。
高レップの種目は筋肉を低酸素状態ギリギリまで追い込むことで、筋肉が熱くなりパンプアップさせるのが目的です。
そうすると筋肉に乳酸が溜まり、成長ホルモンが分泌され、さらに筋肥大に有効な「インスリン様成長因子(IGF-1)」が分泌されます。
パンプアップさせるまで追い込むのは本当にキツいです(笑)
「追い込んだ!」という気になっているだけで、本当はもう10回くらい出来るということもあります。
なのでこれを5セットとかやると、最後の方はしっかり追い込めないことが多いんですね。
つまりアイソレーション種目を5〜6セットやって毎セット限界まで追い込める人は効果があるのですが、そうでない人は最後の2〜3セットはあまり意味のないセットということになってしまいます。
であれば、3セットくらいにして全てのセットで限界まで力を出し切る方が効果的で時短になりますね!
追い込めてれば3セットで十分デカくなれますよ!
オルタネイト種目は1種目まで
「オルタネイト種目」とは、たとえばこんなやつです。
左右交互に行うトレーニングのことですね。
やること自体については勿論メリットがあるので取り入れた方が良いと思います!
- 左右同時にやるより、高重量が挙げられる。
- 普段やっている種目をオルタネイトにすることで変わった刺激が入る。
- 片方ずつやることで、筋肉の収縮を意識しやすくなる。
いずれも筋トレにおいては重要なことですが、デメリットとして「時間がかかる」ということがあります。
当たり前ですが左右同時にやれば10レップで済むのをオルタネイトで同じ回数やろうとすると、20レップかかります。
2種目目以降をほとんどオルタネイトでやる方がたまにいますが、個人的には「時間もったいないなあ〜」と思ってしまいます。
その日のメニューのうち、オルタネイトは1種目程度にしとくのをオススメします!
ジム仲間との会話はほどほどに
これはジムに通っている方なら「あー、あの人みたいなことか」と思うかもしれませんね(笑)
「ひとことも喋るな!」とは言いませんが、1セット終わるごとに誰かに話しかけるようなことは時間がもったいないのでヤメましょう!
パンプが冷めてしまうのも、もったいないですよ!
同じ趣味をもったジム仲間とのコミュニケーションは楽しいし、情報交換はとても有益です。
しかし向こうもトレーニング中ですし、もしかしたらその器具を使いたくて待っている方もいるかもしれません。
お互い節度を持って会話するようにしましょう(^^)
まとめ
というわけで、僕が筋トレを時短で終わらすために意識しているポイント5つでした。もう一度まとめておきます。
- 筋トレ前の入念なストレッチ不要
- 最初の種目以外はウォームアップセット不要
- 2種目目以降は3セットでOK
- オルタネイト種目は1種目まで
- ジム仲間との会話はほどほどに
もちろん人によって合う合わないがあるとは思います。
特に上級者の方は「みっちり時間をとったほうが良い」という考えの方もいるかかもしれません。
もし初〜中級者の方で「時間だけダラダラかかって何か成長しない…」という場合は、試してみてはいかがでしょうか?
また筋トレに時間がかかる”どうしようもない理由”もあります。
それは「混んでいるジム」です。
空いている器具によって柔軟にトレーニングメニューを組み替えれる人は良いのですが、そうでない人はどうしても待つのに時間が取られます…
この場合は「ジムを変える」「早朝に行く」などするしかないでしょう。
本当はトレーニング知識を増やして、空いている器具で出来る種目にすぐ取り組めるのが理想ですね!
ジムが混んでいないにもかかわらず、「筋トレに時間がかかってしょうがない」「忙しいからさっさと終わらせたい」という方は今回の記事を参考にしてみてください(^^)
おわり
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